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J村のとある公園に立っている樹の根元です。
こうして近くに寄ると分かりやすいです、
隣に立っていた杭のようなものを、
樹が巻き込んでいるんですね。
ゴボウ巻きっぽい?(笑)
・・・角度を変えて見てみましょうか。
恐ろしく長い時間をかけて、
公園のベンチで内気な男が好きな女の子の手を握ろうと
そおおっと手を伸ばしていくみたいに、
少しずつ少しずつ、
樹は杭の方に向かって成長していったんです。
なぜこんな杭を、
ここに立てる必要があったんでしょう?
私には分かりません。
わかりませんが、
人の目の届かぬ暗い洞窟の中で
ひっそりと鍾乳石が育っていくように、
あなたがこの文章を読んでいる間にも、
樹は、じりじりと杭を覆い続けています。
今も、J村のどこかで。
ここのところ、
すっきりと晴れる日が少なかったこともあり、
3月7日の土曜日の晴天は実にありがたかったです。
カメラを首からぶら下げ、
久しぶりに村の中をそぞろ歩きまして、
その時に撮った写真がこちら。
おそらくみなさんよくご存じですよね、
「止まれ」の道路標示。
最近補修をし終わったばかり、
出来たてほやほや、
どこに出しても恥ずかしくない「止まれ」
と言っていいでしょう。
ちなみに、こちらのHPによれば、
この「止まれ」は「関東型」のバリエーションに
属するものと思われます、
全国各地にいろいろなタイプのものがあるんですね。
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Suzuran/3452/tomare-line.html
・・・・・・え?
なんで、こんなものをわざわざ見せるのかって?
わかりました、それでは次に、約半月前、
2月14日に同じ場所を撮った写真がありますので、
ご覧ください。
既にきちんとアスファルトは敷き詰められていて、
道路そのものの補修状態は
最初の写真の時と変わりません。
でも「トマレ」。
この写真を撮った時、
白いテープか何かを貼って仮に書いてあるのかと、
近くに寄って確かめましたが違いました。
アスファルトの状態同様、
これも最初の写真の時と同じ、
文字はよく見かけるあの白い塗料のようなもので
書かれていました。
詳しくないので、よく分からないんですが、
関東型の正規の文字を書くには、
たとえば型紙とか何か専用の道具を使うんでしょうか。
もしそうだとすると。
アスファルトを新しく敷き終え、
やれやれ後は「止まれ」を書けば完成だという段階で、
「あ・・・ 型紙忘れた・・・ (汗)」
型紙担当の方、
ものすごく叱られたんじゃないかと思います。
というのも、同じ場所を、さらに約半月前、
2月1日に撮影した写真があるんですが、
ちょっとご覧ください、こちらです。
「れ」の位置までアスファルトを敷き、
仮の「レ」を書いて、さあ、今日はここまでだと、
みんなで引き上げようとしたときに。
なぜか間をすっ飛ばして「と」の部分にだけ
アスファルトを敷いちゃってた人がいた。
しかも「と」の下の横棒部分は残して。
「んなぁにやってんだぁ!こらーっ!!!」
現場監督に叱られ、
しょんぼりとまず「ト」の縦棒を書き、
残った「と」の横棒を生かして、
漢字の「止」を再現できないかと考え、
いやいや、
ここでまた余計なことをするのは
やめておいた方がいいと、
カタカナの「ト」でフィニッシュしたのが、
他ならぬ「トマレ」の型紙くん
その人だったんじゃないかと。
つまり「トマレ」の段階で、型紙くん、
2回連続でやらかしちゃってたんじゃあないかと・・・
道路標示に紆余曲折あり。
そして、人に歴史あり。
がんばれ!型紙くんっ!!
J村役場には、わたくしSの他に、
K、Yの職員がおります。
2月の末日、
職員YがJ村銀座商店街付近で
撮影してきた写真がこちら。
雰囲気からすると・・・
リサイクルショップなのかな、これは?
でも、まさか自分の住んでいる村の中に、
村ができているとは。
村のダブル、村in村です。
「で、どんなだった、この村は?」
デジカメのモニターを見ながら
職員Yに尋ねたところ、
「ううん、、、よくわからない」
との返事。
看板に目が吸い寄せられていたこと、
あまり時間がなかったこと、
職員Yの年齢が9歳であること。
どうやら以上の3点が災いして、
詳しく観察できなかったもよう。
仕方がないので、
同行していた大人の職員Kに同じ質問をぶつけると、
「ううん、、、よくわからない」
同じ答え。(汗)
「珍しいっ!ひやかさなかったの?」
「なんとなく入りにくい雰囲気だったから」
「どうしてだろう?」
「1度入っちゃうと、
買わないで出てくるのが、
なんだか悪いような・・・」
Kの言葉を受け、すかさずY曰く、
「お店を出ようとすると店員さんが、
『はい~!こちらはいかがですか~?』みたいな♪」
ううむ。
近日中に、自分で行って確かめてこよう。
「らくだ」といい、村といい、このゆるさといい、
思想的にどことなく相通じるものを感じますし・・・(笑)
2月某日、J村中央公園で散歩。
景色の中に枯れた色が多いこの季節、
落ち椿の紅色は目に嬉しいです。
3月の初日、一昨日の日曜日も、
小雨まじりの曇天の下、
Nケ原の笛の師匠のところに向かう道すがら、
同じ公園を通り抜けたんですが、
まだ、たくさんの落ち椿が。
あっちの木の下こっちの木の下、
目をやって楽しんでましたら、
子どもたちが遊んだのか、
直径30センチくらいの円の中に、
花が寄せられているのを発見。
カメラを持っておらず写真を撮れなかったので、
ここから先は、
お読みになっているみなさんの
想像力に頼るより他ありません。(笑)
薄暗い枯れ葉の絨毯の上に作られた落ち椿の盆。
鮮やかでした。
*
20090303
J村役場職員・S
2月某日、昼下がり。
近所のスーパーまで買い物に。
いつもの通りを歩きながら何の気なしに道端を見ると、
蜜柑の仲間なんでしょうか、
ブロック塀の上にオレンジ色の大きな果実が5つ。
写真の右側に写っている木にも、たくさんなってました。
(家の人が摘んで載せたのかなあ?なんでだろ?
小さな子どもさんでもいて、遊んでるのかな?)
耳を澄ましても人声はなし。
しばらくその場に佇んでましたが、
人の気配もなく、
何も起こりそうにないので、
クリーニング店で使っている
針金ハンガーくらいの大きさの疑問符を
頭の上に浮かべながら、
そのまま買い物に向かいました。
買い物を済ませ。
(さて、どうなってるかな・・・)
先ほどの目撃から
まだ1時間も経ってませんでした、
帰り道、同じ場所に差しかかり、
件の塀の上に目をやると。
消えていました。
煙の如く。
私は見たんでしょうか?
カンキツ類の亡霊を?(汗)
*
20090226
J村役場職員・S