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斉藤酒場

4月某日、夕刻。

村内を流れる音無川沿いの桜の様子を偵察し、
http://akaruij.blog.shinobi.jp/Entry/17/
職員Kと2人、J村駅前の居酒屋、斉藤酒場へ。

開業昭和3年の老舗、
元気なおばちゃんたちの気持のよい接客と、
温かな雰囲気とがたまらない店。

で、とにかく安い。(^^)

何年か前、この店で飲んでいた時、
ふらっと入ってきたおぢさんが、
燗酒1本を納豆といっしょにやって
すっと出ていったことがあったんですけれども、
漏れ聞こえてきた勘定は、確か300円だったような。

高価な食材を使うでなし、
どこかの酒蔵が隠し持っているような
高級酒を用意してるわけじゃなし、
さすがに「ほっぺが落ちる」とまではいきませんが、
やりくりをし、工夫をし、
いつでも旨い肴を用意してくれてます。

駅を背にしてロータリーを右手にいくと、
右に折れる細い路地。

路地に入るとすぐ左手にお店の看板が見えます。

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 「まずは、あつあつのカレーコロッケ(200円)で、
  ビールを1本・・・」

妄想しながら進めば、あっという間に暖簾は目の前。

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ちなみにこの店のメニューには、
「ビール」ではなく
「冷やしビール」と書いてありますが、
これはダテや粋狂じゃない。

冷蔵庫じゃなく水槽で冷やしてる、
まさに冷やしビールの名にふさわしい
いい塩梅の瓶ビールを出してくれるんです。

 「最近来てなかったからなあ、どれどれ・・・」

暖簾をくぐって店内をのぞくと、
お客さんぎっしり、おぢさんパラダイス状態。(汗)

泣く泣く入店をあきらめ、
この日は別の居酒屋さんに入ったんですが、
人生何が幸いするかわかりませんね、
この店が大当たり。

そのお話は、いずれまた別の機会に。

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名物

 
 「明るいJ村の名物は何ですか?」

こう尋ねられたら、何と答えよう。

J村銀座商店街?
http://www.jujo-ginza.com/

音無川沿いの桜?
http://akaruij.blog.shinobi.jp/Entry/17/

皮に黒糖とハチミツを練り込んだ どら焼き「黒松」?
http://www.sogetsu.co.jp/

ミニチュア富士山詣でができる「冨士神社」?
http://www.city.kita.tokyo.jp/misc/kanko/guidemap/event-ohuji.htm

細く入り組んだ路地?

蜘蛛の巣みたいに頭上に張りめぐらされた電線?・・・

いろいろと出てきますが、
もう1つ、忘れちゃいけないのがこちら。

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手動ポンプ式の井戸です。

少し引いて撮った写真がこちら、

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極々ふつーの駐車場に、
極々ふつーな顔をして据え付けられてます。

水が出る口の下あたりから
ずうっと手前にかけて、
地面が濡れているのが分かりますでしょうか。

飲料水として使用できるかどうかは別にしまして、
まだまだ現役で使われてるようですね。

この手の井戸、
今でも細い路地の奥まったあたりで結構見かけます。

私が知っているだけでも、1つ、2つ、3つ、、、6つ。

散歩がてらJ村にお越しの際には、
探してみてはいかがでしょう。

意外と簡単に見つかるかもしれませんよ。

夕桜

4月某日。

この日、職員Yは小学校の春休みを利用して、
福島の友人の家へ1人冒険の旅に出かけまして。

J村に残った職員は私SとKの2名。

夕刻。

音無川近くで待ち合わせ、
花見がてら川沿いを歩くことに。

天気は快晴、
ソメイヨシノは三分咲きから
七分咲きといったところ。

踏切を渡り、

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待ち合わせ場所への通り道、
公園の桜のトンネルを、
沈みかけた日が薄く照らす。

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  「今日1日で、だいぶ開いたみたいだなあ」

  「ほんとほんと」

川沿い近くで落ち合って、紅葉橋を渡り、
早速、遊歩道へ向かう。

菜の花も盛り。


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対岸の金剛寺脇の桜、五分咲きくらい。

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陽あたりによって咲き方はまちまち、
公園際の桜は七分咲き、いや、ほぼ満開か、
写真の左側に時計が見えますね、
時刻は午後5時50分頃。

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埼京線と音無川の交わるあたりが、
一番派手な鑑賞ポイント。

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両岸から、川の中ほどに向けて、
大きな枝がしなだれかかるように伸びており、
花の奔流がぶつかり合って渦を巻くようで。

もう1枚どうぞ、こんな具合。

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王子の飛鳥山の桜より、
ずっと見事じゃないかと思います。

この季節、お近くにお立ち寄りの際は、
缶ビールでも飲みながら散歩すると楽しいですよ。

移動

J村駅前にある「ヒポ」。

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店名の前に書かれた
赤い三角屋根と黄色い壁の家の絵は、
たぶん「屋(や)」と読ませたいんだと思います、
かばん屋さんのヒポ、
実際、店先に、かばん類が置かれてますね。

「ヒポ」という店名や、
この「屋」表現の是非については
別の機会にゆずるとして、
問題は、、、
ま、J村なんで、
「問題」というほど大仰な話ではないんですけれども、
ヒポさんの看板の上に立っている有名な黒服の紳士。

チャップリンさんです。

えーと・・・

なぜ、チャップリン?

ヒポの店主さんが、
チャップリンの映画作品を愛好している?



・・・風水?(汗)


怪しいです、店先に立っている帽子を被ったおじさんの背中に、
「警視庁」の文字が見えますでしょうか。

不当に拉致されたかのようなチャップリン氏について、
店主を尋問しようとしているのか?・・・

謎を解くヒントは、
チャップリン氏の上に見える文字。

右から縦書きで「バッグ」「靴」、
一文字かくれちゃってますが「カギ」です。

もともとはバッグ・靴修理と合カギ作りの
「チャップリン」というお店がここに入ってたんですね。

そのお店が1本西寄りの通りに引っ越して、
「ヒポ」さんが空いた所に入ったような次第。

で、引っ越していった先の「チャップリン」さんがこちら。







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その昔、表をごしごしこすって
貼り付けるタイプのシールが、
お菓子のオマケについてることがありましたけれども、
ちょうどあんな具合。

もとあった場所に
体をぺたりと貼り残してきたようなことに。

こうして。

銀河系の片隅で5、6軒のお店を間に挟み、
チャップリンさんの移動は永遠に未完のまま、
J村の明け暮れは続くのでした。 

おにぎり歩き

J村銀座商店街。
http://www.jujo-ginza.com/

最近ちょくちょくテレビの散歩番組に登場してます。

櫛の歯が欠けるように
中には閉店していくお店もあるものの、
都内有数のアーケード商店街でもあり、
折からの「昭和ブーム」も手伝って
結構にぎわってますし、
婦人服・子ども服を扱う衣料品店で、

 「え゛っ・・・」

というくらいの安さを誇るお店もあったりして、
景気のいい話が中々聞こえてこないこのご時世、
あまりお金のかからない休日のお出かけ先として
注目が集まってるのかもしれません。

そんなこんなでJ村銀座商店街、
最近増えてきた村の外からのお客さんが、
散歩の途中、
おでんの屋台に寄って1串食べたり、
焼きたてのお煎餅をぱりぱりやりながら歩いたり、
お肉屋さんのコロッケやら、
鳥屋さんの焼き鳥やらをパクつきながら
歩いたりしていらっしゃいます。

おでん歩き、お煎餅歩き、コロッケ歩きに焼き鳥歩き・・・

楽しそうです♪

で、もう1つ、最近よく見かけるのが「おにぎり歩き」。

売っているのは「蒲田屋」という和菓子屋さん。

鮭、タラコはもとより、スジコ、
えび天、アナゴ天、マイタケ天、ハンバーグ、
ピリ辛ウインナー、ナス味噌、
山ゴボウ、焼きおにぎりetc・・・
ここは30種類はあろうかという、おにぎりで有名。

どれでも1個100円(税込)、
男性の大人なら
2口か3口で食べられる小ぶりなサイズ、
これなら女性が持ち歩いて食べるのも
あまり抵抗がないかもしれませんね。

ウィンドウの中にずらりと並んだ
いろんなおにぎりを眺めるだけでも面白いですし。

ちなみにこちらのおにぎり、
J村の住民はあまり歩きながら食べません。

たいていは、
買って帰ってお昼に食べるとか、
そういうのが多いように思います。

たとえばこんな具合。

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私が5個、職員KとYが3個ずつ、合計11個。

〆て1,100円。

お味噌汁とお漬け物があれば、
もう言うことないです。

歩きながら食べるもよし、
お持ち帰りして家族で食べるもよし。

この週末J村銀座商店街にいらっしゃる予定のある方、
蒲田屋さんのおにぎり、おススめですよ。