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この町で暮らしてる。
出かけていったり、帰ってきたり
喜んだり、悲しんだり
出会ったり、別れたり
元気になったり、疲れたり
いろいろとする手前のところで
まずは
この町で暮らしてる。
そういう順番だ。
地面に線が引いてあるわけではないけれど
何かにくるりと囲われた
この「村」のような場所に
ちょうどボタンを縫い付ける一本の針のように
近づいたり離れたりしながら
見聞きしたもろもろを
記録に残しておきます。
きちんと後で思い出せるように。
*
二月某日、快晴。
北西から吹く冷たい風がきつい一日。
満開だった近所のOさん宅の梅、
この日の風で、
かなり花びらを散らしてましたが、
晴れ空をバックに、まだ紅白が鮮やかで。
(枝ぶりも、いいんだよなあ・・・)
と、強い風と午後の陽光のまぶしさに目を細めながら、
一人シャッターを切っていると、
突然、風がやみまして。
とたんに、陽のぬくみと、爽やかな梅の香りが。
・・・そうそう。
梅といえば、
駅前のアーケード商店街「J村銀座」には、
「梅の木」という喫茶店があります。
http://www.jujo-ginza.com/omise/umenoki/umenoki.html
スタ▼とか、ド△ールとかもいいですが、
たまにはこういう
計算し尽くされてない感じのお店で、
ずずずとコーヒーをすするのも、乙ですよ。
*
同じ日の暮れ方。
風の音に驚いて窓の外に目をやると、
庭のヤマボウシの木が大揺れにゆれてました。
私、風呂上がりだったんですが、
なんとなしに気が急いて、
スウェット姿で上着も羽織らず、
マフラーだけ巻いてサンダルをつっかけ、
外に飛び出すと、
空には、一片の雲もなし。
くしゃみが一つ。
*
20090213
J村役場職員・S