忍者ブログ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

あのー・・・・・・・・・

8a207117.JPG


  『・・・・・・』





「すみません、ご覧になっているみなさんに、
 一言お願いしたいんですが」



9c515d1d.JPG 


  『いつもお仕事ご苦労さん』






★撮影2010年11月20日・
 明るいJ村駅から東南東へ約17km
 江戸川区・篠崎界隈

PR

早朝視察

10月17日、早朝、日の出前。

新調したての折りたたみ自転車で、
J村周辺を視察。

村のメインストリートを姥ヶ橋の交差点に向かって直進。

稲付のくねくね道を徐行し、
岩槻街道を渡って赤羽駅方面へ。

まだ辺りは暗い。

人気のない駅前のアーケード商店街を抜け、
北に折れて北本通りを渡り、
路地を抜けて荒川の土手に出る。

場所は岩渕水門の近く、
ようやく明るくなってきた、
時刻は午前5時37分。

生憎の曇り空だったけれど、
空が広くて気持ちがいい。

1148994b.jpeg







明るいJ村役場からここまで、
約3.7Kmの道程。

あっという間だった。

ところで・・・

ここには村から一番近い島がある。

旧岩渕水門が橋代わりになっていて、
島に渡ることができる。

天気の良い日にピクニックに来ると楽しい。
朝靄に、島は薄っすら霞んでいた。

02c33126.jpeg







島を後にし、王子方面へ土手沿いを走った。

荒川のすぐ南側を東へ流れる隅田川が
急旋回して大きく西南西へ蛇行し、
さらにもう一度、
今度は東南東へと蛇行するポイント、
俗称「天狗の鼻」に到着。

来た道を振り返る。

9d0aa7ad.jpeg







そういえば、途中、
ほとんど誰ともすれ違わなかったなあ。

一瞬、このままどこまでも走っていけそうな気分になる。

いかんいかん、それは錯覚だ。(汗)

妄想を振り払い、ルートを西に取って、
一路、明るいJ村役場へと向かった。

サドルの上で思った。

ああ、お腹が空いた。

朝ご飯が待ち遠しい・・・

J村の姉妹村、M村に行ってきました。

群馬県のM村はJ村から北西に向って、
約100kmの地点にある地方都市。

私が18歳まで暮らしたフルサトであります。

先日帰郷した折に、
子どもの頃、
生まれて初めてグラタン体験をした洋食レストランで、
ぜひ何か食べたくなり訪ねてみました。

「ポンチ」という名のその店は、
J村銀座商店街の賑わいぶりからすると、
信じられないほど人通りの少ない、
アーケードのはずれにありました。

大正9年創業、
御年88歳の米寿くんであります。

店の前もすごいのですが、
店内が、これまた、いやはや凄みのあるレトロぶり。

e27e8bd5.jpeg







座ったテーブルもがたがた、がたがた、
多分私よりも年上?

残念ながら、
メニューからあの懐かしいグラタンは消えていましたが、
たぶん小麦粉を丁寧に炒めてルーを作ったんでしょう、
どこか家庭的なカレーを堪能しつつ、
ふっと窓に目をやると広瀬川の涼やかな流れ。

そういえばこの近くだったかな、
詩人・萩原朔太郎の生家は。

  広瀬川白く流れたり
  時さればみな幻想は消えゆかん。
  われの生涯(らいふ)を釣らんとして
  過去の日川辺に糸をたれしが
  ああかの幸福は遠きにすぎさり
  ちいさき魚は眼にもとまらず。

 (「広瀬川」萩原朔太郎)

写真を見る限りでは、
結構男前ですからね朔太郎さん、
この店で、
どこぞのべっぴんさんとでも
食べたんでしょうか、カレーを。


ぱくり、もぐもぐ・・・


私のカレーの皿の下で


テーブルは、がたがた、がたがた・・・