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です

1月3日、午前。

群馬県M村・通称「前橋」の繁華街を行く。

こちら↓で紹介した弁天通り商店街も含めて、
http://akaruij.blog.shinobi.jp/Entry/99/
このあたりには
いい感じの昭和な商店街が他にもいくつか隣接しており、
まだ軒並みお店のシャッターは下りてましたが
散歩していて楽しかったです。


  「この雰囲気、J村銀座商店街にも通じるものがあるな・・・」


思いつつ、千代田町の5丁目界隈を歩きながら見つけたのがこちら。



新亀庵さん。

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「です!です!です!です!です!」と、
強い断定の助動詞を矢継ぎ早に繰り出して、
相撲の突っ張りのように激しく押し・・・

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「うわっ!」と仰向けに倒れないよう
こちらが前に向けて踏ん張ったところで
丁寧な助動詞「ます」で優しく引き倒す。

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もしも店が開いていたら、
前のめりになってそのまま店内に転げ込むこと間違いなし。




どん!

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どどんっ!

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恐るべき手練の凄技、完璧な攻撃です。

よし、今度M村に行ったら、
ちゃんとお店に入って
うどんかお蕎麦をいただこう、
そう決意せざるを得ませんもの、
ここまでやっていただいたら。



お品書きの品名の末尾にも、
全部「です」がついてたら嬉しいんだけどなあ・・・

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FIND

1月10日、日曜日、午後。

職員Kと2人で小春日和の村内を視察。
http://akaruij.blog.shinobi.jp/Entry/98/

この日は、村のあちらこちらで、
猫たちを見かけたわけですが、
今考えると、多分それは暖かい陽気のせいだったんでしょう。

来月の末辺りまでは
なんじゃかんじゃと寒い日が続くでしょうから、
暖かな日曜日には、
また幸せそうな猫たちに会いに行ってみようか・・・



歩道に面した空き地の奥の
壁際の陽だまりにうずくまっていた黒猫に別れを告げ、
明るいJ村役場に向かって歩く。

程なく、役場まであと2分とかからないところまで帰ってくると、
さっきの空き地が面していたのと同じ歩道の際(きわ)に
見慣れた小さな看板が出されていました。

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カフェのFINDさんです。

“FIND”という言葉には
「見つけもの」とか「掘り出し物」の意もあるようですが、
http://ejje.weblio.jp/content/find
まさにそんな感じのお店。

ぼんやり歩いていると見逃してしまうくらい
周りの家々の並びに溶け込んでます。

こちらのお店、
私たちのように村内の視察を
生業としている者にとっては
とてもありがたい存在。

村の中を歩き回った後で、
ほっと一息つくのにこれ以上の場所は
ちょっと他にないです。

役場の中で過ごしていて、
半端に余ってしまった
午後の30分とか1時間を使って、
ここでのんびり過ごすのもとても気持ちがいい。

看板の奥には、
お店の入り口までこんな小道が続いてます。

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天気の良い日には外のテーブルで過ごしている
常連さんの姿も時々みかけます。

店内はこんな具合。↓
http://www.find.ecnet.jp/1361.html

1階がカフェ、2階がギャラリーを兼ねた喫茶スペース。

2階を使うには予約が必要、
喫茶(4名以上2時間単位)なら席料は無料、
個展やミニコンサートなどのイベントで
部屋ごと使うときは有料(2010/1/19現在)。

この日、視察を終えたKと私は1階でチャイをもらいました。

柔らかな午後の光と暖かい店内、温かくて甘い飲み物。


  「こんどここに友だちも呼んで、
   “明るいJ村物産展”をやろうかな・・・」


冬の陽だまりでぬくぬくと過ごす猫のような気分で楽しく妄想。

**************************************************************

★Gallery&Cafe FIND
http://www.find.ecnet.jp/12.html

びしょう

明るいJ村役場・職員Kの生まれ故郷、
群馬県M村・通称「前橋」。

正月の2日に、職員S、K、Yの3名で、
M村のKの生家に里帰り。

炬燵にもぐりこんで
のんびりと過ごさせてもらい、
翌日3日の夕方、
J村へ帰還したわけなんですが、
その前に、Kのレポートにも登場したことのある、
http://akaruij.blog.shinobi.jp/Entry/15/#comment
M村のナイスなアーケード商店街、
【前橋弁天通り商店街】を散策。
http://www.benten-marche.com/top.html

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この日は「弁天ワッセ」という
「市(いち)」が立ってまして。
http://www.benten-marche.com/wasse.html

毎月3日にやっているそうなんですけれども、
地元の野菜やら餅菓子やらアート作品やら、
トン汁を振舞っている店もあったなあ、
アーケードの下、
出店者たちが思いおもいの品を並べており、
午前中の早い時間でまだ人通りが少なかったものの、
既にお祭りムードが漂っており。

出店している人たちが楽しんでいるせいでしょう、
こちらまでウキウキとしてきまして。

あたりに立ちこめる
「賑わいオーラ(?)」を吸い込みつつ、
アーケードを南の入り口から北へ突っ切ると、広瀬川。

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で、川を背にして振り返ると、
アーケードの北の外れ、西側の角に、
かつてKがグラタン初体験をしたという洋食店「ポンチ」が。

後ろ手に手を組み、感慨深げにポンチに見入るK。

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メニューを素早くチェックするY。

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この日は時間が早かったので、
残念ながらポンチで食事はせず。

後ろ髪を引かれながら、
さあ引き返そうかとアーケードを南に向かって歩き始め。

ポンチの隣の「北爪」という鰻屋さんの
まだ下りているシャッターの上の看板の、
そのまた上に何の気なしに目をやったところ、
この物件に出会いました。









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全体のレイアウトからすると、
「美少」の右隣にもう1文字入る予定
だったんだろうなと推測できます。

美少年?美少女?

でも何らかの理由で
最後の一文字は書き足されないまま、
そのままきっぱりと「美少」。



びしょう?




美が少ない??




・・・もしかして謙遜してる???




そして「美少」の下にうっすらと残っている文字。




「ビーバー(?)」・・・




鰻屋「北爪」さんが店を開く前に、
いったいここにどんな光景が広がっていたのか?

弁天通り商店街の北の外れで、
今も全ては謎に包まれたままなのです。

J村猫日和

1月10日日曜日、午後。

小春日和のJ村を職員Kと視察。


   「お、結構あったかいね」と私。

   「日差しが何となく春っぽくなってきたかも」とK。


しゃべりながら、ぽこぽこ歩いてさしかかった空き地、
ぬくぬくとしていそうな枯れ草の絨毯。

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見えますでしょうか、
そのど真ん中に二毛猫が一匹、
いかにも満足気に昼寝をしてました。

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   「この時期、猫は必ず一番あったかいところにいるもんなんだ」と私。

   「ふうん」とK。

   「夏は一番涼しいところにいるしね」

   「ふうん」


なおもてくてく歩いて公園を抜け図書館に寄ってから引き返す。

帰り道、太陽を背にこちらに近づいてくる猫影・・・

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こんどは妙に人懐こいトラ猫、
すぐ傍まできてくるりと方向転換し、

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Kの足元に鎮座。

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私たちが離れても道の真ん中から動かず。

スフィンクス並みの落ち着きよう。

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   「いい度胸してるね」と私

   「ほんとほんと」とK。

 
そうこうするうちに、
行きがけに通りかかった空き地が近付いてくる。


   「さっきの猫、きっとまだいるよ」

   「そう?」

 
残念ながら、いなくなってたんですが・・・

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壁際にクロネコが。

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そうか。

きっと一番あったかい場所が時間に合わせて移動したんだ。

それで先程の猫は去り、
新しい最上ぬくぬく地帯に別の猫が引き寄せられ
すぽっとハマることになったんでしょう。

後でKにこの仮説を話してみよう。


   「う~ん・・・」


くらいのリアクションはもらえるかもしれない。