[PR]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
『雨ニモマケズ』(宮沢賢治・作)
雨にも負けず
風にも負けず
雪にも夏の暑さにも負けぬ
丈夫なからだをもち
慾はなく
決して怒らず
いつも静かに笑っている
一日に玄米四合と
味噌と少しの野菜を食べ
あらゆることを
自分を勘定に入れずに
よく見聞きし分かり
そして忘れず
野原の松の林の陰の
小さな萱ぶきの小屋にいて
東に病気の子供あれば
行って看病してやり
西に疲れた母あれば
行ってその稲の束を負い
南に死にそうな人あれば
行ってこわがらなくてもいいといい
北に喧嘩や訴訟があれば
つまらないからやめろといい
日照りの時は涙を流し
寒さの夏はおろおろ歩き
みんなにでくのぼーと呼ばれ
褒められもせず
苦にもされず
そういうものに
わたしは
なりたい
あと、九段会館の屋上ビアガーデンにも行きたい。;
(※2009/9/4・J村駅の南南東約7.5㎞・九段会館屋上にて撮影)
9月某日、A村、通称・東京都北区赤羽。
わたくし職員SとK、
稲付川暗渠で謎の靴下に遭遇した後、
http://akaruij.blog.shinobi.jp/Entry/70/
坂を上がって高台の路地へ。
*
S「おっ」
S「・・・・・・」
S「・・・・・・」
明るいJ村の北に隣接するA村。
通称「東京都北区赤羽」。
先日、福島に住む友人が、
同名のタイトルを持つ
ものすごい漫画があることを教えてくれまして。
この作品、個性豊かな(豊かすぎな?^^)
A村の住民たちと著者・清野とおる氏の、
おっかなびっくり交流ドラマ。
義理や人情なんて生易しい次元を軽々突き抜け、
「人間には、こういう生き方も可能なんだ・・・」
と見ているこちらの顎が
ぱかっと外れそうになる人物たちが、
全頁に渡って、
もう「ものすごい」と言うより他ないようなアクトを
披露しておられるわけなんですが。
どういうわけか時々ホロリとさせられ、
一瞬後にハッと我に返り赤面してしまうような。
何とも痛気持ちいい、素敵な漫画です。
ううむ。
わがJ村でも、もう一歩半くらい奥に踏み込めば、
A村のごとき、濃い~ネイティブたちとの交流が、
可能になるのかもしれないなあ・・・
いや。
待てまて、早まるな。
そこは一度踏み込んだら
二度と後には引けぬ道だろう。
清野氏が、いずれ番外編として、
隣村の深層の闇をも
活写して下さることに淡い期待を抱きつつ、
最近発売になったという第2巻を、
今夜早速J村の竹島書店さんで購入させていただきます。
楽しみだなあ♪^^
*
9月某日、A村。
姥ケ橋の交差点から北東方面に延びる、
細いくねくね道を、職員Kと2人で視察。
ここはかつての稲付川を暗渠にした道。
姥ケ「橋」交差点には、
現在、橋はありませんが、
昔は稲付川のこの辺りに
ほんとに橋がかかっていたそうで。
暗渠になった道の両側は、
かつての岸辺、
道よりも高くなってます。
ちょうど崖に挟まれた谷底を行くような気分、
進めばすすむほど、
谷は深く、両側の崖は高くなっていきます。
人影はほんとにまばら、
あたりは大抵しんと静まりかえってる、
この日もそうでした。
これも毎度のことですが、
同行者がいても、
静けさに飲まれ自然と言葉少なになる。
ほとんど無言で、
くねくねくねくねしばらく進み。
右手の崖を上るコンクリートの階段にふと目をやると、
何かがぽとりと落ちてました。
ん?
靴下?男の子用?
様子からすると、
洗濯ものが落っこちてきたという雰囲気でもないし。
どこかの子がここで脱ぎ捨てていったのか?
それとも、
さらった子どもの靴下だけを
犯行現場に残していく何者かの仕業か?
A村、通称・東京都北区赤羽。
謎めき過ぎてます。;
******************************************************
★『東京都北区赤羽』の著者・清野とおる氏のブログ
http://usurabaka.exblog.jp/
9月15日、火曜日。
明るいJ村から西南西方面に約250km、
名古屋市の川名の町まで日帰りの野暮用。
名古屋駅から中央線で鶴舞、
鶴舞から鶴舞線で川名へ。
で、川名に着いて、
駅の地下道を歩いているとき目に入ったのが、
こちらの看板。
読みにくいでしょうか、こちらをどうぞ。
読了後、思わずあたりを
見回してしまったわけなんですが。
「彼」の姿はありませんでした。
ファンタジック・タウン川名。
素敵です。 ;
J村駅からほぼ真南に6km、新宿区の原町1丁目。
私、役場の仕事の合間をぬって、
ちょいちょいこの近辺まで
出稼ぎにきてるんですが。
よく通る路地の、とばくちのあたりに、こちら、
リフォームシューズショップニシダさんがあります。
靴や革製品の修理をするお店なんでしょうか、
残念ながら店開きしているところを
見たことがありません。
2階の物干し台には洗濯物がぶら下がっているんで、
どなたかお住まいにはなっているんでしょう。
残っているのは看板だけで、
もうお店はやめてしまったのかもしれない。
ま、それはそれとしまして。
どうにも気になっているのは、
出入口上部に見える手書きの看板。
向って右側に「靴の病院」の文字。
靴を擬人化し、
靴修理を病院での治療に見立ててます。
どこに出しても恥ずかしくない比喩表現ですね、これは。
そして、左側。
下の行には、
「・・・工房:皮革・・・」
の文字。
なるほど、ニシダさんでは、
靴の修理の他、バックや財布など、
皮革製品の手作り仕事も請け負っていたんでしょう。
「工房:皮革」の文字を
両側から挟む3点リーダーは
装飾に違いありません。
問題は上の行
文末に置かれたこちらの3点リーダーは
装飾ではないでしょう。
通常通りの使い方、看板製作者の、
読み手に言外の何かを想像させようという
意図がうかがえます。
でもなあ。
出来ることなら、
「アナタ」のもうちょっと先まで進んでから
何かを想像させてもらえると、
嬉しかったんだけどなあ・・・