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昭工舎

このアングルから見える空が好きで
ちょくちょく写真を撮ってしまいます。

写真の日付は2010年7月30日。

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画面の右手に建っているのは「株式会社昭工舎」さん。

創業は1929年(昭和4年)。

ホームページによれば、
http://www.shokosha.co.jp/index.html


  創業者、山本多意吉により個人事業
  「昭工舎電鍍金工場」として創業。
  万年筆用クリップのメッキ加工を経て、
  腕時計の文字盤作りを開始する。


とのこと。

同じくホームページには、
その8年後、1937年(昭和12年)に、
株式会社昭工舎として創立とありますから、
J村のこの建物は
築70年以上が経過しているかもしれません。

古い建物ですけれども、
ここで働いているみなさんが
いつも綺麗に掃除をなさっているので、
今でも実に清げな佇まいを保っています。

大好きな建物で、
通りかかるとついついじーっと見てしまうんですが、
ビンゴゲームのカードのように
升目状に仕切られた木枠の窓がまたいいんですよねー。

上の写真では、そこに朝の空と雲が映り込んでます。

絵になるんだよなあ~・・・
 

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変身

c486911f.JPG バッグ・靴修理と合カギ作りの「チャップリン」から
 かばん屋さんの「ヒポ」へ。
 http://akaruij.blog.shinobi.jp/Entry/16/










5a2c4349.jpeg かばん屋さんの「ヒポ」から
 ばん屋さん(?)の「ヒポ」へ。
 http://akaruij.blog.shinobi.jp/Entry/36/










そして、ばん屋さんの「ヒポ」は今・・・















f49dd184.JPG 「夢空間」に。;












ea67853c.JPG ドレスを扱うお店、ゆったりサイズもあります。









「チャップリン」あらため「ヒポ」あらため「夢空間」。

次なるジグザクな変化の到来を、固唾を飲んで待っています。

自家製

明るいJ村の南隣り、板橋。

その駅前にある甘味屋の「はちや」さん。

残念ながらまだお店に入ったことがないんですが、
なんでも「蜂蜜焼き」なるものが名物だそうで。

これは、ハチミツを練り込んだ生地を使った、
今川焼のようなお菓子。

あずき、カスタード、白あん、チーズ、カレーetc・・・、
いろんな味があって、評判も中々。↓
http://r.tabelog.com/tokyo/A1322/A132201/13026668/

7月19日、午後。

野暮用を済ませた後で、
たまたまお店の前を通りかかりまして、
見るともなく店先に置かれた看板に目をやると、
あんみつやら豆カンやらトコロテンやら
白玉ぜんざいやらかき氷やら、
蜂蜜焼きの他にも、
昭和な甘味処の定番メニューもそろっているようで、


  「今度いっぺん時間を作って食べに来てみようか・・・」


日盛りの陽光と熱気で呆け上がった頭で
そんなことを考えながら、
今度は店の入り口上部に付いた電光掲示板を見ていると、
そこにはこんな文字が。


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「自家製」に対する非常なこだわりと、
己が至らなさを大っぴらにする潔さが滲む
店主からのメッセージ。

もしもお店にお邪魔したアカツキには、


  「ハチミツは?卵は?小麦粉や砂糖は?・・・」


というような余計なツッコミを入れることなく、
存分に楽しませていただきたいと思います。

もちろん既製品のチーズも含めて。

水たまり

2010年7月10日、土曜日。

近所の公園に行ってみると、
前日に降った雨で、
土の階段の両脇を仕切る丸石が流れてました。

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漬物石くらいの大きさのやつがゴロゴロと。

雨水の流れはかなり激しかったんでしょう。

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遊歩道のあっちこっちに大きな水たまり。

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水たまりには、
木立と雨に洗われた青空が映りこんでいました。

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足を踏み入れると、
そのまま向こう側に突き抜けてしまいそう。

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じっと見ていると、
上下さかさまになったあちらの世界から、
こちらに向かって何かが入りこんで来ても
おかしくないような気がしてきます。

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   滝のような大雨の降った翌日、
   公園の遊歩道を歩いていると、
   路上の澄んだ水たまりの中から
   水かきのついた半魚人の手がニュっと・・・


とか、


   空がぱっかり割れるほどの激しい雨が降った翌朝、
   公園を散歩していると、
   『おーい・・・ おーい・・・』と誰かの呼ぶ声がする。
   
   足を止め、あたりを見まわす。

   人影はない。

   時刻は午前4時12分。

   確かめるまでもない、
   朝の日課になったこの散歩では、
   滅多に人とすれ違うこともないのだ。
   
   おかしいな、空耳かなと首を傾げ、歩き始める。

   『おーい・・・ おーい・・・』しばらく行くとまた声がする。

   気のせいじゃない、確かに誰かが私を呼んでいる。   

   立ち止まり耳を澄ます。

   さっきよりも声が大きくなっている、
   男の子?女の子?よく分からないが、
   声の主はどうやら小さな子どものようだ。

   真夏とは言え、この時間の公園はまだ涼しい。

   空気はひんやりとしているし、
   朝露で湿った草や樹や土の良い匂いもしている。

   爽快なことこの上ない。

   にもかかわらず、
   私の脇の下と額にはいやな汗が噴き出している。

   なおも続いている呼び声に耳を傾けながら、
   あたりの様子をうかがう。

   黒い木立と大蛇のようにゆったりとくねる遊歩道。

   人の姿はない。

   遊歩道のアスファルトの路面の上には、
   水たまりがいくつも出来ている。

   数歩先の大きな水たまりに、
   明け始めた空が広く映りこんでいる。

   木々の枝葉の黒い影に縁取られ、
   水たまりの中の空は白っぽく輝いている。

   いや、まて。

   光っているのは、空だけじゃない。
        
   よく見ると、水たまりの中の、
   ひときわ太く張り出した枝の影の上に、
   ぼおっと白く輝く塊りが見える。

   『おーい!・・・ おーい!・・・ おーい!・・・』

   その白い塊りが、
   水たまりの中から這いずり出し、
   声を上げながらこちらに近づいてきたとき、
   両足は完全に痺れていて、
   私は一歩も動くことができなくなっていた・・・







とか。(笑)

いや~~妄想が膨らみます。

そうそう。

水たまりといえば、この日、
公園までの道すがら、こんな写真も撮りました。









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建て直し中の中学校の敷地に出来た、巨大な水たまり。

さて、ここからは何が出てくるのか、、

この大きさからすると、
えらいことになりそうなので、
妄想はこのへんにしておこうと思います。