忍者ブログ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

写真3枚

昨夜。

明るいJ村の南西方向約180km、
静岡県O村のお茶屋さんに勤めている友人、
YUMIさんから、
久しぶりに嬉しい便りが届きました。

冒頭でYUMIさん曰く、


>天気予報で、「この暑さは、あと1週間ほど続きます」って
>毎日言っている気がします^^


ほんとですよね。(笑)

ここのところ、
日の出前と日が落ちた後は
涼風が立つようになってきましたが、
問題の「あと1週間」、
しばらくの間は、
日時更新で陽炎のように先送りされそうです・・・

さてさて。

前置きはこのくらいにして、
いただいたお便りをご紹介しましょう、
こちらです↓。

****************************

かき氷の季節もそろそろ・・・ と言いたいところですが
9月に入っても、暑い日がつづきますね。

8a308ab3.jpeg









ごぶさたしております。

気になる看板があるので、おたよりします。

「民宿 いまい」さん。

89597307.jpeg







あー このくらい大胆に枠からはみ出ていいんだ!
と、いつもハッとする。


  「あの看板、気になるよねー。」


と人に聞いてみたら、
自分が想定した共感はそこになかった。


  「えっ、そんなのありましたっけ?」


・・・あー ここまで思い切り伝えても、伝わらないものもある。

響くポイントは、十人十色。

やりすぎかどうかは、
自分が決めるんじゃないんだな。


そして先日、私はとなり村の道の駅で
どうしても気になる色に出会ってしまった。










a26f2923.jpeg









あんまり乾燥していない生っぽいとうがらし。

つやつやした赤と緑を目の前に見とれる私に
一人のおばさんが話しかけてきた。


  「そっちのは、あんまり本数入ってないら。」


自分の持ち込んだもっとよく乾燥した
とうがらしの方がお買い得だと
やんわりすすめてくれた。

ごめんね、おばさん。
私、こっちしか見えてないや。

無事お買い上げ。 100円也(笑)

まだまだ暑い日が続くようですね。
どうぞ、ご自愛ください。

★YUMI@O村

****************************

かき氷の旗写真、
手前に写っているのは鶏頭の花ですか?

ちらりと見えている明るい赤と
葉の暗い緑の対比がいいですね。

旗と花の間を隔てるガラス窓。

曇りのついた冷えひえのかき氷の器のようで
何とも涼しげです。



宿の看板。

「民宿いまい」という
意外とふつーな名称はあえてそのまま残して、
看板上で一ひねりしているあたりに非凡さを感じます。

読めてやるもんか!と頑張っても、
ちゃんと「民宿いまい」と読めちゃうところが、
作者の術中にはまってしまったようで
ちょいと悔しいし。(笑)

看板の下にある「浜岡町役場そば」という表記も、
油断なりません。

看板上部のひねり具合からすると、
「浜岡町役場そば」というお蕎麦が
宿の名物である可能性を否定できないからです・・・



とうがらしの赤と緑、素敵ですね~!

YUMIさんに話しかけてきたおばさんの
地元言葉もいい雰囲気。

これを丸齧りしたら
それこそ暑さなんて感じていられないんでしょうが、
この鮮やかな色を見るだけでも元気が出てきます。



YUMIさん、
違った味わいの暑気払い写真3枚、
ありがとうございました。

またのお便りを心待ちにしております。^^

YUMIさんもどうぞご自愛を。

********************************************

★やまありの深むし茶(山亜里製茶)さん
http://www.yamaari.co.jp/
http://ymar.hamazo.tv/

PR

名人

自分で名人と名乗るからには、
さぞやものスゴイものをお作りになるんだろうと、
近くを通るたびについつい妄想していたお店。

「泉屋タオル店」さん。

以前、職員Kにその旨を打ち明けたところ、



   「それって名人じゃなくて名入でしょ・・・」



苦笑と共に否定され、魂が軽く彷徨。

f6222af0.jpegc877f5ea.jpegff8d2316.jpeg







(※明るいJ村駅の南東約2Km・西ヶ原一里塚交差点付近にて撮影)
 

夏休み

8月28日、土曜日、午後。

職員Yと近所のプールに行く。

この夏、クロールで安定して25mを泳げるようになったY、
今度は平泳ぎ25mに挑戦中。

ところが中々思うようにいかないらしく、
Yからその話を聞いていた職員Kに


   「一度見てやって欲しい」


と頼まれていたのだ。

そんなわけで、
夏の昼下がりの炎天下、
2人でてくてくとプールへ向かったのだが、
道中、野アザミの生えた場所に通りかかる。

歩道沿いのガードレールの際、
背丈は私の膝より少し上くらい、
50cmちょい。

トゲトゲした葉のついた茎が何本か
真っ直ぐ伸びている。

8月の頭に見た時は
紫色の花が付いていた茎の先には、
代わりに、薄いベージュ色をしたホワホワっとしたものが。

綿毛だった。

そうか。

野アザミの花は綿毛になるんだっけ・・・

立ち止まり、
覚束ない記憶を辿る私の目の前で、
陽の照りつける歩道の上を、
瀕死の油蝉が、じり、じり、と這い進んでいた。



Yの平泳ぎは、
この泳法の主な推進力を生みだす
キックのフォームにやや難があった。

キックした後の体を伸ばすタイミングや
手の掻きのタイミング自体は、
まだ完全とは言えないがそれほど悪くない。

キックが上達し、
前に進む力がもっとついてくれば、
泳ぎ全体は自ずと改善されてくるだろう。

そう思った。


  「ビート盤を使ってカエルキックの練習をしてみたら?」


アドバイスに従ってキックの練習をしたり、
慣れてきたクロールの具合を確かめたり、
プールの底にただ潜って楽しんだりするY。

Yの様子を見ながら、
その合間に25m完泳用のコースを往復する私。

2人でひとしきり泳いで午後の2時半過ぎ。

プールを後にしたYと私は、
自動販売機で買った冷えたジュースを飲みながら、
役場へ引き返した。

まだ日差しは強いが
ありがたいことに湿度が低かったので
日蔭はひやりと涼しい。

気持ちの良い風も吹いている。

あちこちから蝉の鳴き声が聞こえてくる。

ここのところ延々と続いている
猛暑の辛さを束の間忘れ、
季節が夏であることを
許してもいい気分になってくる。

てくてくてくてくてくてくてくてく、
先程の野アザミのところまで戻ってくる。

瀕死の油蝉は舞台から姿を消している。


   「ああぁあ~~~あぁあぁ~~~」


あたりに人気がないのを幸い、
私は声を上げながら綿毛の房を手で払い
盛大に飛ばして遊んだ。


   「ちょおっとお~!やぁめてよお~っ!!」


人目をはばからぬ私の振舞いを咎めるYの顔は笑っている。


ふわりふわりふわりふわり。


乾いた熱い風に乗って、
ケサランパサランのような綿毛が
Yの肩越しに飛んでいく。


ふわりふわりふわりふわり。


野アザミの綿毛も、瀕死の油蝉も、プールも、
全ては3日前の出来事だ。


ふわりふわりふわりふわり。


そうか。


Yの通う小学校の夏休みは今日までだ。


私の夏休みではないが。


ちょっと寂しいな。

金目銀目

大昔に飼っていた「ツブ」という名の白猫。

いわゆる「金目銀目」というやつで、
左右の目の色が違っていたんです。

本人(?)の写真は残っていないで
直接お見せできないのですが、
金目銀目の白猫の写真、
ネット上から拾ってきてみました。

こういう目をした白猫をご覧になったことのある方、
結構多いのではないでしょうか。

e48631a8.jpeg







英語では「オッド・アイ(Odd-eye)」、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E7%9B%AE%E9%8A%80%E7%9B%AE
これは白猫に出やすい虹彩異色症だそうで、
日本では縁起の良いものとされてきたようです。

で・・・

どうして急にこんな話を始めたのかというと、
4日前の月曜日に撮った写真と
今朝撮った写真を並べて見ている内に、


  「ああ、これは金目銀目だわ」


と思い、


  「あ、そういえばツブという猫がいたっけなあ・・・」


というようなことになった次第です。

それではご覧ください、明るいJ村の金目銀目、こちらです。














93616577.jpege73e2689.jpeg