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「ほんひろし」ではありません、
「ほんぱく」と読みます。
文字や絵や写真や、
図解や表や何やかやを、
紙の上に印刷するなり書き込むなりして定着させ、
然る後にその紙を何枚も何枚も束ねて片側を綴じ、
パラパラと閲覧できるようにしたもの。
すなわち「本(ほん)」。
「本博(ほんぱく)」とは、
この物体をこよなく愛する人々が、
読者、作家、書店、出版社といった立場を超えて一同に会し、
目一杯楽しむためのお祭り。
福島の友人たちが、
200%手弁当でこのイベントの準備をしています。
10月30日(土)31日(日)の2日間、
明るいJ村役場の職員4名も、
参加させていただく予定。
豪華ゲスト目白押し、
ユニークなイベント満載、
今から楽しみです。
本好きな方。
どうぞお見逃しなく。↓
http://honpak2010.iiyudana.net/index.html
ブログ【明るいJ村】を立ち上げてから、
1年半以上の月日が経過。
村の外で見聞きした物事や、
村の外で暮らしている
友人からの便りをお届けする際に、
村から話題のポイントまでの距離を測り
文章に添えることがありました。
特に深い意味はありません。
そうしておいた方が、
明るいJ村を起点にして
このブログが成り立っていることが
より明確になるような気がしたまでのこと。
面白いなと思ったのは、
村からいろんな場所までの距離を測るという
ただそれだけのことが、
繰り返している内に
ちょっとした「おまけ」を
もたらしてくれたということです。
出稼ぎ先までの自転車通勤でした。
明るいJ村から
出稼ぎ先である新宿区のとある一角までの直線距離が
6Kmほどしかないことを初めて知ったのが去年の8月。
この記事↓を書いた時のこと。
http://akaruij.blog.shinobi.jp/Entry/59/
それから約1年と少し経ち、
先日、ふと思いついてネットでルート検索をしたところ、
実際の道のりが7.5Km程度であることが判明。
「なんだ、このくらいなら・・・」
と、一昨日の朝、
20年以上続けてきた電車通勤をやめ、
生まれて初めて自転車通勤をしてみたところ。
かかった時間は電車通勤とほとんど同じでした。
体力的に大した負担にならず、
風景は新鮮、気分も爽快。
これからも都合の付く日には続けていきたいなと
強く思ったような次第です。
早朝、こんな後ろ姿にも出会えますしね。
***********************************************
★↑こちらの頼もしげな後ろ姿は
寿徳寺の谷津大観音さま、
撮影は2010年10月7日、昨日です。
http://www.jutokuji.jp/index.html
2010年9月17日
明るいJ村駅の南約6Km
新宿区弁天町界隈にて撮影
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
2010年9月29日撮影
2010年9月26日、日曜日。
友人たちと、
手作りの料理を持ちよって
みんなで分け分けして食べるイベント、
「弁当の日」を開催。
http://www.bentounohi.com/
場所は、明るいJ村の西方約16Km、
国営昭和記念公園。
http://www.showakinenpark.go.jp/
サンドイッチあり、オニギリあり、煮物あり、
炒めものあり、サラダあり、
青い大きな空の下で味わう料理は、
どれもこれも最高に美味しかった。
さて、この日。
実は私、イベントの開始前、
公園の入り口付近に
巨大な「レモン」が落ちているのを偶然見つけました。
入り口に向かって左手に植えられた
ケヤキの根本あたり、
休憩用のベンチの近く。
空の青と草木の緑と、
おいしい料理と、
友人たちの笑顔に加え。
この鮮やかなレモンイエローも、
しっかりと記憶に刻みつけておこうと思います。
2010年9月25日、土曜日。
朝起きると冷たい雨が。
9月に入ってからも
しつっこく続いていたサウナのような暑さ、
あれは一体何だったんだ?なにかの勘違いか?
と疑いたくなるような寒さ。
エアコンの運転モードを冷房から暖房に切り替え、
スイッチを入れる。
空には分厚い雲、
役場の中は、日が高くなっても薄暗いまま。
近所のスーパーまで食材の買い出しに行き
帰ってきたのが11時少し前。
帰り道、雨は傘が役に立たないほどの土砂降りに。
この日、午後には外出の予定があり、
雨に濡れた体をバスタオルで拭きながら、
「何か一枚羽織って行った方がいいな」
と思っていたところ、部屋の中に突然光が差し込む。
「え゛っ??」
窓から外を見上げると、
雲が大きく割れて真っ青な空が顔をのぞかせている。
「これはよかった晴れた晴れた」と喜んでいるうちに、
窓の外も部屋の中も見る見る明るくなってきて、
12時半ごろ役場を出た時には、空はこんな具合に。
どこもかしこも日の光が溢れかえり、
激しい雨で埃と排ガスを
強引に洗い流された空気は、
文字通り塵一つなく澄み渡り、
まぶしさに目を細め歩きながら
気持ちの良さに思わず知らず頬が緩んでくる。
駅までの道すがら、
あっちこっちとカメラのシャッターを切りつつ、
「もしや狐か狸の仕業か?」
と不安になるくらいの天気の変わりようだった。
幸い、外出先でも、帰ってきた後も、
狐や狸や妖しげなモノノケは姿を現さず、
晴天のまま日が暮れる。
夜。
空には明るく大きな月が。
明るいJ村役場職員4名、
全員で役場のベランダに出て月見をする。
役場の屋根が月あかりに照らされている。
屋根には小ぶりのテレビのアンテナが
夜空を背景に一際黒く、
ぴしりと細く律儀に立っている。
いや~。
いい月だった。
狐も狸もモノノケたちも、
どこかでこの月に見惚れていたに違いない。