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崖の上のゴースト②

2月某日、日曜日、時刻は午前10時半頃。

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天気は上々。職員K、Yの足取りは軽い。

J村S水坂公園脇の崖の上から、A村の谷地(やち)へ。

高低差は20mくらい。

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階段の手すりの向こうに見える木立、
叔父が「お化けが出る」と言ったI付公園の高台です。

視線を右に転じると、谷地の家並み。

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その向こう、写真のほぼ真ん中奥にK神社の高台、
緑青をふいた神楽殿の屋根が見えます。

左手の木立はH寺。

長い階段を下りる。

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この時、叔父がしてくれたお化けの話を
特に意識していたわけではないですし、
明るい昼日中に、
何かの影にびくついていたというわけではないのですが・・・

私たちは、公園ではなく、
K神社に向かうルートを取りました。

10分くらいかけて、
日曜の朝の谷地の細い路地を抜け、
K神社の崖下に到着。

石段を登って、

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降りてきた崖と歩いてきた谷地を振り返る。

beb28051.jpeg









まだ日は高く、
おかしな気配は何も感じられませんでした。

しかし。

およそ人間の感覚や意識ほど、
いい加減であてにならないものはありません。

どれだけあたりが明るかろうと。

どれだけのどかな気分に包まれていようと。

好むと好まざるとにかかわらず。

出会うときには、出会うものなのです・・・


(※3/24に続きます)

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