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世界の

4月某日、日曜日。

明るいJ村駅から西北西へ約3Km、
板橋区前野町付近を視察。

大きな量販店と日帰り温泉施設に挟まれたバス通りを歩いていると、
量販店の裏手のあたりに大きな瓦屋根が見えまして。

近くへいってみると「常楽院」さんというお寺でした。

e29f7de6.JPG







ホームページによれば、
草創を室町時代の末頃にまで遡れるほどの古刹とのこと。
http://www2.ocn.ne.jp/~jorakuin/index.html


  (いやー中々立派だなー・・・)


と、東側の柵越しに
伽藍の中を時々覗きながら、
柵の外の小道を行くと掲示盤を発見。

お寺にいくと、こういうのをよく見かけますね。

大抵、筆文字でしたためられた名言の類が
貼り出されているもんなんです。

案の定、そこにはこんな言葉が。


  「涙とともにパンを食べたものでなければ、
   人生の味は分からない(ゲーテ)」


悲しみや苦しみのつける陰影が、
人生に立体感を与え、
人生をより味わい深いものにする。

ゲーテ先生、そんなことが言いたかったんでしょうか。

「生きることは【苦】である」と考えた
お釈迦さまの教えにも一脈通じるところがありますね。

なおも小道をいくとまたも掲示板が、
今度は写真に撮りました、こちらです。

c0b6bd3b.JPG







「こと」に当たる際の、
程の良い身の治めかたを促す教訓でしょうか、
森鴎外先生の作品から取ってきた言葉です。

ちなみに鴎外先生、
『ファウスト』の和訳など、
日本におけるゲーテ紹介に大きな役割を果たした方、
常楽院のご住職は、このあたりの関連も考えて、
言葉を選んでいるのかもしれません。

さて。

なおも小道をいくと、3枚目の掲示板が。


  「今度は何だろう??・・・」


近づいてみると、洋の東西を超えた、
まさにワールドワイドな
人生を巡る智慧の交流に相応しい一言が。











2a85e641.JPG







・・・・・・。


3809b68b.JPG








・・・・・・そこんとこヨロシクっ!!(汗)


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★常楽院さんの素敵な名言録、
 お釈迦さまの無限の懐の深さを感じます。^^
http://www2.ocn.ne.jp/~jorakuin/meimeigo.html
 

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