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3月6日土曜日。
明るいJ村駅から南東へ約10Km、
お江戸両国亭にて、
http://www1.odn.ne.jp/~engeijou/ryougoku.html
二つ目の田辺一乃(かずの)さんの講談の会。
http://blogs.yahoo.co.jp/tanabe_kazuno/31249751.html
才気を感じさせる前座・田辺銀冶(ぎんや)さんと、
さすがの真打・田辺一邑(いちゆう)先生に挟まれ、
一乃さんも奮戦。
本番の3日前に仕上がったという
新作「奥尻島青苗郵便局」と、
古典「見えたか甚兵衛」を熱演。
特に力を注いでいるように見えた新作は、
まだまだこれから作品として成熟していくだろうし、
一乃さんが人間に注ぐ眼差しの温かさや人間への信頼感は、
もっともっといい形で前面に出てくることでしょう。
次の高座が楽しみなり。
*
講談の会に引き続き、
両国の駅前で打ち上げの宴会。
この席は一乃さんのお心遣い。
美味しく楽しく一時を過ごさせていただいた後、
友人のS河氏とその娘さんのIちゃん、
私Sと職員YでJ村へ帰還。
J村切っての老舗、
カウンター・バーの「アルビオン」へ。
3年前のちょうど今頃撮った写真をご覧ください、
こんな感じの店構え。
職員Kの姿が手前に写ってます、
店の玄関先にはKを手招きするマスターが、
3年前、Kは何か忘れ物でもしたんでしょうか?
4人で奥のカウンター席に腰を落ち着け、
Iちゃんと職員Yはお通しのチョコレートと、
ここの名物チーズケーキを楽しむ。
S河氏と私、1杯目はドライ・マティーニ。
同じく3年前の写真です、
マティーニのグラスの向こうにぼんやり写っているのは、
この店の二代目の若旦那。
銀座のバーでみっちりと修業を積んでから、
アルビオンへ帰ってき、
マスターのお父さんを助けている。
今では飲み物はすべてこの若旦那がお世話してくれます。
マスターは常連の接客とおつまみの料理を担当。
実はマスターは下戸、
もともとこのお店も喫茶店として始めたのだとか。
マスターの料理へのこだわりとの腕前は相当なもの。
名物のチーズケーキも、
このマスターあればこそ口にできるというわけ。
「これはすごい!おれが今まで飲んでいたマティーニは何だったんだ・・・」
S河氏、一口飲むなり歓声を上げる。
確かに美味いんですドライ・マティーニ、
一口含むとしゃんと背筋が伸びるような辛口。
蛙の子は蛙じゃないですが、
アルビオン二代目が飲み物に注ぐ情熱も腕もすごい。
2杯目は、マンハッタン。
3年前の写真を見ると、
飾りのついた丸っこいグラスですが、
今ではドライ・マティーニと同じ、
細身のショートドリンクのグラスを使っています。
ここのマンハッタンには、
昔の菓子パンに載っていたような
透明感のある真っ赤なチェリーじゃなく、
チェリーのブランデー漬けが入ってます。
「んまい・・・」
私も、一口やって思わずつぶやく。
ドライ・マティーニの白とマンハッタンの赤。
アルビオン「紅白セット」はJ村の自慢。
そしてこの日、店の玄関先にはこんな看板が。
洋酒やカクテルのアテにもなる濃厚なチーズケーキ、
明るいJ村役場でも、ホールで頼もうかな・・・
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★Albion’s Bar
http://www.fujimiginza.com/koten/albion/albion%20bar.htm