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役割

J村の富士見銀座商店街は、
J村銀座商店街のアーケードを北へ抜け、
信号を渡って道路を横切ったあたりから、
さらに北へ埼京線とほぼ並行しながら
環状七号線にぶつかるところまでのびている。

J村銀座商店街よりも道幅は狭い、
北へ行くに従って軽い上り坂になっている。

アーケードはない。

こちらの日記で触れた、
http://akaruij.blog.shinobi.jp/Entry/114/
カウンター・バーのアルビオンは
その商店街の南の入口あたりにある。

そして、アルビオンを背にし、
さらに北へてくてく歩いていくと、
この店、中華の「玉屋」さんがある。

d49e871d.jpeg







写真の撮影は去年の2月、
店の前をいったん南から北へ向かって通り過ぎ、
振り返るアングルから撮っているので
通りの左手にあるように見えるが、
南から歩いて行った時、
実際は通りの右手に見えてくる。

なぜか石垣風の壁、
味わい深い木枠の窓ガラスに扉。

72e27889.jpeg







微妙なメニューの表記や
鄧小平氏の晩飯(「ばんめし」と読んでいいんだろうか?)が
担々めんだったという、
およそ真偽のほどがよくわからぬ指摘など、
明るいJ村役場職員としては
前を通りかかる度に大変に惹かれているわけなのだが、
まだ入店したことがない。

なぜなんだろう?

自分でもよく分からない、
こんど時間のあるときに
じっくりと考察してみようと思う。

もしかすると、
幼少期のマガマガシイ記憶と
何か関係があるかもしれない。

ま、それはそれとして・・・

実はこの玉屋さんの店先で、
去年の暮れあたりから
何とも気になりだしたことがある。

こちらである。

d1c3cf47.jpeg







分かり難いだろうか?

この方である。

1f94dcc2.jpeg







写真は去年の3月に撮影したもの、
時々こんな風に鉢植えの後ろに佇んでいたりして
あまり目立っていなかった。

ところが今年の暮れにはこのような姿に。






abeec2f2.jpeg







首からかけられた札は、
こちらのプレートを流用加工したものだろう。

87d88bd6.jpeg







ううむ。

ただ、どうなんだろう。

半ば無理やり積極的なポーズを強要され、
店の出入り口前の、
客引き応対最前線とも言える場所にすえられながら、
この控え目さ、この存在感の無さというものは。

私が気になっていたのは、
まさにこのことだったのだ。

玉屋さん側の意図や狙いは分かる。

しかし、誰にでも向き不向きというものがあろうし、
少なくともこの人事、
適材適所とは言えないのではあるまいか。

そんな屈託が生まれ、
昨年の暮れからこっち、
玉屋さんの前を通るたびに
やり場の無いもやもやを抱え込むことになったのである。

ところが・・・

つい先日のこと、
私は自分の考えの浅はかさ、
視野の狭さを思い知らされることになった。

これをご覧いただきたい。






891bca53.jpeg







見よ、この雄姿。

e193471c.jpeg









  「ギャップが魅力に・・・」


  「何事もメリハリが肝心・・・」


そんな言葉たちが脳裏に浮かんではこないだろうか。

あまりにも奥行を欠いた私の視点など
木っ端みじんにする勢いで、
彼(?)はその役割を立派に果たしていたというわけなのだ。

ホームページの情報によれば、玉屋さん、


  「昭和32年創業 鳥ガラベースの澄んだスープ」


とのこと。

そんなことはともかく、
また、幼少期のトラウマなどもうどうでもいいので、
近日中に玉屋さん突入を果たそうとしているこの気持ちを、
どうにも抑えることができない。

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★十条 富士見銀座商店街
http://www.fujimiginza.com/

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