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武蔵野台地の北東端に位置する、明るいJ村の一部。
東京の低地にまで海が入り込んでいた6,000年くらい前も、
人が暮らしていたようです。
縄文、弥生、古墳時代・・・
かつての集落やお墓や貝塚や、
人々の暮らしの痕跡が、
村の中にはたくさん残っています。
つい先日も、
台地の崖に横穴を掘って死者を埋葬した、
「横穴墓(おうけつぼ)」がまた1つ発見されました。
時代は6世紀頃。
2mの穴の高さは、
他の横穴墓でもよく見られるごく普通のサイズ。
15mの横幅と20mの奥行、これが異例の大きさでした。
大きさだけでも、
考古学的にはちょっとしたニュースだったのですが、
専門家たちをさらに驚かせたのは、
発見された天井画、こちらです。
描かれているのは、
何らかの神事に関わる
「相撲」に似た闘争の儀礼の様子。
画面の中心では
「金」の文字の入った腹がけをした男児とクマが
ぶつかり合っています。
行司役と思われる動物・ウサギや、
観戦する動物たちがその周りに配されています。
「え?!この時代の日本にこんな動物が・・・」
「眉毛の有無には、
何か象徴的な意味があるのだろうか・・・」
「・・・き、金太郎?」
素人目に見ても、疑問は尽きないわけですが、
最大の謎は、やはりこの動物。
いくつかの動物のイメージが
掛け合わされたんでしょうか、
当時の日本人の神話的な思考を垣間見させる
実に不思議な存在。
全国的に見ても、
これまでの記録に一切登場しない図像ということで、
専門家たちも、
どこから考えればいいのか手がかりさえつかめず、
頭を抱えているとのこと。
拡大してみましょう。
謎は深まるばかりです。
(※この物語はフィクションです ^^;)