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what a wonderful world

  
5月15日、日曜日、朝。

快晴。

明るいJ村役場、職員S、K、Y、Aの4名は、
東京都北区にある唯一の「島」へ視察に出かけた。

これが現地の地図、
赤い矢印で示したのがこの日の目的地である。

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J村駅から電車にのって赤羽駅へ。

赤羽駅からの道すがら、
アーケード商店街の弁当屋で食糧を仕入れ、
ディスカウントのリカーショップで飲み物を仕入れた。

20分ほども歩いたろうか。

早くも夏を思わせる日差しに
いささかメゲつつあった職員4名にとって、
荒川の川面を渡ってくる涼風はたまらなく心地よかった。

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土手一面にはアカツメ草の花。

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水門についた通路伝いに島へ上陸。

ビニールシートで視察用のベースキャンプを設営。

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木陰は濃く涼しかった。

私SとKは缶ビール、Yはサイダー、Aは水。

各自飲み物をちびちびやりつつ、
まぶしい光に晒された空と川を思う存分眺めた。

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  「自分の人生に夢中でした」

これは、敬愛する友人が最近言っていた言葉、
私も、まさにそんな気分だった。

でも。

同時にこうも思った。

3月11日以来、何かが変わってしまった、と。

誰がいいとか悪いとか、そんなことじゃない。

目の前の美しい風景と
大切な人たちを全力で愛し、守りたい。

そういう素朴な心情と自分自身の間に、
薄いけれども強固な膜が挟まってしまった。

福島に住む友人は、
今「大勢ではなく1人を助けること」に
興味があると言い、実際に行動もしている。

おそらくそれは、
彼なりの薄い膜の払拭の仕方なんだと思う。

では私には何ができるだろう?

この厄介な膜をキレイさっぱり取り去るために。

今ここで何を背負い。

どこへ向かって歩いていけばいいんだろう?

残念ながら、まだ答えは出ていない。

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考えろ、オレ。

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