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春雪

4月17日、土曜日、早朝、
前夜から降り始めた雪はやまず、
明るいJ村役場の庭先はうっすらと雪化粧。

新聞によれば、
この時期に東京で雪が降ったのは41年ぶりとのこと。

珍しいこともあるものだ、
いやはや世も末かと役場職員3名で語り合いつつ
朝食を済ませた8時過ぎ頃には
空がだんだん明るくなり始め、
昼過ぎには、いかにもこの時期らしい暖かな晴れ空に。

久しぶりにお天道様を浴びて歩きたい
という気持ちをおさえられず、
職員3名で村の視察に出発。

近くの公園で見かけた、ケヤキの新緑。

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ソメイヨシノの新緑、まだ少しだけ花が残ってます。

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埃を払われた空、雲の輝き。

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夜の間に風も結構吹いた模様、落ち椿。

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スポットライトのような木漏れ日。

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イチョウの新緑も。

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   「ほんとに昨日、雪なんか降ったのかね?」


春一色の景色の中を、
何やら狐につままれたような気分で、
話をしながら歩いていると、






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木の根もとに残雪。


やっぱり、夢じゃなかったんだ・・・

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世界の

4月某日、日曜日。

明るいJ村駅から西北西へ約3Km、
板橋区前野町付近を視察。

大きな量販店と日帰り温泉施設に挟まれたバス通りを歩いていると、
量販店の裏手のあたりに大きな瓦屋根が見えまして。

近くへいってみると「常楽院」さんというお寺でした。

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ホームページによれば、
草創を室町時代の末頃にまで遡れるほどの古刹とのこと。
http://www2.ocn.ne.jp/~jorakuin/index.html


  (いやー中々立派だなー・・・)


と、東側の柵越しに
伽藍の中を時々覗きながら、
柵の外の小道を行くと掲示盤を発見。

お寺にいくと、こういうのをよく見かけますね。

大抵、筆文字でしたためられた名言の類が
貼り出されているもんなんです。

案の定、そこにはこんな言葉が。


  「涙とともにパンを食べたものでなければ、
   人生の味は分からない(ゲーテ)」


悲しみや苦しみのつける陰影が、
人生に立体感を与え、
人生をより味わい深いものにする。

ゲーテ先生、そんなことが言いたかったんでしょうか。

「生きることは【苦】である」と考えた
お釈迦さまの教えにも一脈通じるところがありますね。

なおも小道をいくとまたも掲示板が、
今度は写真に撮りました、こちらです。

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「こと」に当たる際の、
程の良い身の治めかたを促す教訓でしょうか、
森鴎外先生の作品から取ってきた言葉です。

ちなみに鴎外先生、
『ファウスト』の和訳など、
日本におけるゲーテ紹介に大きな役割を果たした方、
常楽院のご住職は、このあたりの関連も考えて、
言葉を選んでいるのかもしれません。

さて。

なおも小道をいくと、3枚目の掲示板が。


  「今度は何だろう??・・・」


近づいてみると、洋の東西を超えた、
まさにワールドワイドな
人生を巡る智慧の交流に相応しい一言が。











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・・・・・・。


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・・・・・・そこんとこヨロシクっ!!(汗)


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★常楽院さんの素敵な名言録、
 お釈迦さまの無限の懐の深さを感じます。^^
http://www2.ocn.ne.jp/~jorakuin/meimeigo.html
 

美人

気温20℃を超える晴れの日と
10℃を切るような冷たい雨の日を、
行ったり来たり繰り返す、
しっちゃかめっちゃかな陽気が続く今日この頃。

温められたり冷やされたり、
体が付いていかないんじゃないかと
心配になってきますが、
まんざら悪いことばかりではありません。

先月の末に開花したソメイヨシノ、
長いこと保ちまして、
村では一昨日くらいまで楽しめました。

そんなようなわけで、


   「ああ、まだ咲いてるな・・・」


なんて、頭から上のあたりにばかり
気を取られていて、
途中のところを見逃してました。

ちょいと目線を下げれば、
2週間くらい前、
まだ蕾だった海棠(かいどう)も・・・

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いつの間にか満開に。

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ネットでいろいろ見てみると、
海棠の花言葉、
「艶麗(えんれい)」
「美人の眠り」
はたまた「温和」などと出てきます。

色っぽい方の花言葉は、
かの楊貴妃が酔って一度寝た後で、
まだ眠そうな顔をして現れたのを見て、
唐の玄宗皇帝が、


   「海棠の睡(ねむ)り未(いま)だ足らず」


うす桃色の花に例えて、
そう言ったことに由来しているようで。

起きぬけの美人、海棠。

この季節、村の中を歩いていると、
あっちこっちの庭先で、
寝床から抜け出してきたばかりの艶やかな美人たちが、
何やら物憂げにぼおっと佇んでいるのを
目にすることになるんですが。

妙な陽気で、彼女たちに風邪なんぞひいてほしくありませんな。

花見②

4月6日木曜日。

私、職員Sが村の外に出稼ぎに行っている間のこと。

この日、小学5年生になった職員Yは
午前中に学校から役場へ帰ってき、
職員Kと2人でおべんとうを持って花見に。

平日の昼間のJ村の桜、
出稼ぎ続きの私は滅多に見られないのですが、
こんな感じです↓よろしければどうぞ。

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【春】

最近は4月だというのに、

まだまだ寒い日がJ村では続いています。

この日は、久々に晴れてポカポカと暖かい日でしたので、

職員・Kと少しお花見に行ってきました。

今回は近くの公園を通り、川ぞいに出てみる事にしました。

公園に出る途中の道にもこのようにきれいな桜が咲き、

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風が吹く度にひらひらと桜が散ってゆきました。

公園の中にもたくさんの桜が咲いていました。

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公園を出ると桜とは違うこんな可愛らしい花も。

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川ぞいには桜や菜の花が満開に。

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J村ではあちこちに大きな春や小さな春が顔を覗かせているのです。

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★明るいJ村役場職員・Y(2010年・4月6日)

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Yも「寒い日」と書いてますけれども、
冬に逆戻りしたような雨天曇天が結構あったせいで、
今年のJ村の桜は長持ちしているようで。

この週末、もう1回くらいなら、
花見のチャンスがあるかも。

時間が取れたら、今度は職員3人で行きたいなあ。

花見

4月3日土曜日。

縁あって、ソルフェージスクールという学校が主催するイベント、
「春のミュージックキャンプ」に参加。
http://www.maroon.dti.ne.jp/solfege.school/pages/event_annai.html

このイベント、プロアマ問わず、大人も子供も関係なく、
音楽を愛好している人たちが目白の教室に集まって、
2日間、朝早くから夕方まで器楽の「合奏」を勉強する会、
4月3日は、その初日。

午後4時頃勉強を終え、
目白駅から山手線で池袋まで引き返し、
埼京線のホームに来てみると、
何やら電車に遅れが出ている模様。

じっと待っているのも面倒くさくなり、
池袋から明るいJ村まで歩いて帰ることにしまして。

埼京線の線路の西側にある、
人影もまばらな商店街を北東に向かって進み、
中山道を渡って午後5時ちょいすぎ、
音無川のほとりにたどり着きました。


  (あ、桜が、すごい・・・)


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急遽、花見の開催を決定、
金沢橋の袂に出ていた屋台で缶ビールを1本だけ購入。


  (咲いてるなあ・・・)


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  (花に夕日があたってる・・・)

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北西方面に向かって蛇行する音無川沿いを、
缶ビールをちびちび飲みながら、てくてく。

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桜、桜、桜。

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桜。

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のんびり歩いて橋3つ分の距離、18分間の花見でした。